松浦宏昭署長から贈られた感謝状を手にする小林秀行さん(左)=揖斐署

 岐阜県警揖斐署は28日、5月に池田町の池田山で発生した山岳遭難事故の救助に貢献したとして、大垣市熊野町の会社社長小林秀行さん(57)に署長感謝状を贈った。

かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」

 ドローンによる作業を手掛ける小林さんは同月31日朝、池田山の麓でドローンの試運転をしていたところ、ふらふらした足取りで近づいてくる男性を発見。遭難事故を知っていた小林さんは、服がぬれ、片足がはだしだったことなどを不思議に思って男性に声を掛けると、遭難者だと分かり携帯で110番した。

 警察が駆けつける間、小林さんは絶食状態だった男性に水や持参した昼食を提供して救護にも努めた。

 署によると、男性は29日午後に入山して道に迷ったところで滑落、自力で下山していたという。男性から滑落の連絡を受けた家族が警察に届け出て、署が捜索していた。

 松浦宏昭署長が「迅速な通報や食料の提供など、仕事の最中に対応してもらってありがたい」と感謝すると、小林さんは「解決したと思っていたので最初はびっくりした。救助の役割を果たすことができて光栄」と話した。