高松宮ご夫妻がたびたび宿泊した岐阜市元浜町の旧いとう旅館が「十八楼離れ 宿いとう」としてリニューアル、18日に現地で完成式が営まれた。参加者らは川原町界隈(かいわい)のにぎわい創出、歴史あるまちづくり推進へ向けた新拠点の誕生を祝った。
旧いとう旅館は1946年に建てられ、多くの著名人が利用したことで知られる。まちづくりへの活用を願った所有者の意向を受け、施設の寄付を受けた市が公募型プロポーザルを実施。同地区で旅館業を営む十八楼が事業者の選定を受け整備してきた。
新施設は木造2階建て2棟。斜めに張り巡らされた天井に火打梁(ひうちばり)を残すなど歴史の面影を生かしながら改装した。オープンは5月を予定している。
式には伊藤善男十八楼社長、おかみの伊藤知子さん、柴橋正直市長、村瀬幸雄岐阜商工会議所会頭、杉山幹夫岐阜新聞社最高顧問ら約80人が出席。伊藤社長は「歴史と文化を継承した建物。(まちづくりに対して)皆さんに感謝したい」とあいさつした。









