「朝渡御」で、たいまつに照らされて川を駆け抜けるみこし=30日午前0時46分、安八郡神戸町神戸
「朝渡御」で、たいまつに照らされて川を駆け抜けるみこし=30日午前0時46分、安八郡神戸町神戸

 岐阜県安八郡神戸町神戸の日吉神社の例大祭で、豪快な火祭りとして知られる「神戸山王まつり」(県重要無形民俗文化財)が29、30日、同神社一帯で営まれ、30日未明には、みこしを担いだ男衆がたいまつの炎に囲まれながら駆け抜ける「朝渡御(あさとぎょ)」が4年ぶりに行われた。

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 朝渡御は、約500本のたいまつの炎が照らす中、男衆が7基のみこしを担ぎ、神社から御旅所までの約450メートルを全力疾走する。あいにくの雨の中だったが、男衆が威勢のいい掛け声とともに、鳥居前の庄九郎川を水しぶきを上げて渡ると、見物客から歓声が湧き起こり、カメラマンが盛んにシャッターを切っていた。

 氏子会の山田一夫会長(72)は「4年ぶりに神様を御旅所まで無事にお渡しでき、感無量。郷土の誇りとして、祭りを町全体で次世代につないでいきたい」と話した。