岐阜県と岐阜市は8日、県内で7日に新たに148人の新型コロナウイルス感染と、2人の死亡を確認したと発表した。ゴールデンウイーク(GW)後は例年、感染者が増加傾向にあるが、直近でも感染状況の悪化が続く。8日から新型コロナの法的な位置付けが5類へと移行したが、県は引き続き慎重な感染対策を呼びかけている。

 県によると、新規感染者は23市町で確認された。感染者数は累計54万8252人、死者は累計1128人となった。

 死亡が確認されたのは瑞浪市の90代女性と各務原市の70代男性で、いずれも基礎疾患があった。重症者はゼロのまま。7日時点の病床使用率は6・6%だった。新たなクラスター(感染者集団)は6件で、高齢者福祉施設4件、障害者福祉施設と医療機関が各1件。

 GW中は、感染者が前週と同じ曜日を上回る日もあり、特に7日発表分は306人で前週の2・5倍となった。県健康福祉部の担当者は「行動が活発化したことで増加傾向にあり、40、50代を中心に感染者が増えている」と分析する。過去の同じ時期の推移では、2021年は連休後に過去最多の感染者数を3回更新しており、22年も増加した。今年も同じように増加傾向になる可能性がある。

 県は、5類移行後も県医師会などと連携して独自で感染状況の把握を続けるほか、県民向けの相談窓口を開設して対策に当たる。古田肇知事は「オール岐阜の体制を堅持し、日々の感染状況を丁寧に把握して変異株の動向も注視しながら、必要に応じて速やかに対策を講じる」としている。

※新型コロナウイルスの速報と詳報は今回で終わります。9日からは県内の1医療機関当たりの患者数や感染状況について掲載する予定です。