アイガモロボを水田に浮かべる岐阜農林高校の生徒ら=本巣市北方町、同校

 ITを活用したスマート農業で有機栽培米の可能性を探ろうと、JAぎふと岐阜農林高校(岐阜県本巣郡北方町)は30日、同校が管理する水田に雑草の繁殖を防ぐ「アイガモロボ」を試験的に導入した。

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 ロボは、有機米デザイン(東京都)が開発したもので、縦130センチ、横90センチ。船のように浮かんで毎秒30センチほどの速度で水田を動き回り、スクリューの水流で水田内を濁らせて雑草の種子の光合成を抑制する。JAぎふが同校にロボを貸し出す形で運用する。

 アイガモに雑草や害虫を食べてもらうアイガモ農法では、アイガモが逃げないように柵を設置する必要などがある。ロボを運用することで、雑草の繁殖を農薬を使用せずに防ぐことができ、有機栽培の効率化が期待される。

 この日は生徒ら約15人とJAぎふの岩佐哲司組合長がロボを浮かべ、運用をスタート。同校はブランド米「にじのきらめき」を4年前から栽培しており、運用はスマート農業を学ぶ機会にもなる。3年の女子生徒(17)は「田んぼの雑草を手で抜き取る作業が大変だった。アイガモロボには、農家の負担軽減を期待したい」と話した。