初出場初優勝を果たした岐阜女高

 3人制バスケットボールの18歳以下の全国大会「第8回3×3U18日本選手権」最終日は19日、東京都の新宿住友ビル三角広場で男女の準決勝と決勝を行い、女子の岐阜女高が初出場初優勝を果たした。

 岐阜女高は準決勝で、前回優勝のKUKIGYMRATS(埼玉)と対戦。序盤から一進一退の攻防が続いたが、14-15から辻りおが2点シュートを決めてそのままリードを守り切り、16-15で競り勝った。

 KUGENUMA(神奈川)と対戦した決勝は、残り3分を切った時点で13-17と4点リードを許していたが、自慢のディフェンスから攻撃につなげ、原田倫や神山祐華の2点シュートなどで逆転。最後は古田桃海がドライブからシュートを決めて、21-18のノックアウト勝ち(21点先取で勝利)で優勝を飾った。

 女子決勝の残り4秒。岐阜女高の古田桃海が、鋭いドライブからノックアウト勝ちが決まる21点目を挙げると、歓喜の瞬間が訪れた。初出場で初優勝。チームが大会前から掲げていた目標を見事に達成した。MVPに輝いた辻りおは「とにかくうれしい。やってきたことを出し切れた」と喜びを爆発させた。

◆決勝 リバウンドで流れ、逆転

 1回戦から4試合、いずれも4点差以内の激戦続きだった。特に決勝は、残り3分を切った時点で4点のリードを許す苦しい状況。ただ、選手たちが勝利を諦めることはなく、やるべきことも分かっていた。伝統の「堅守」に徹することだ。

 「徹底してやることをやった」と3年神山祐華。それまで以上に相手への激しいマーク、さらにはルーズボールやリバウンドを取り切るなど泥臭いプレーを完遂。相手の得点が止まると同時に、一気に試合をひっくり返した。神山は「ディフェンスが決め手になった」と持ち味を出し切っての勝利を喜んだ。

 優勝にこだわるのには訳があった。23日に開幕するウインターカップ。今大会の4人はエントリーを外れているが、「先に東京入りする自分たちがいい流れをつくりたかった」と神山。その思いを結果でしっかりと体現し、3年ぶりに「日本一」に挑むチームに最高の流れをもたらした。