母校の長良高の練習に参加した広島・藤井智也(中央)=島西グラウンド
母校の長良高の練習に参加した広島・藤井智也(20)=島西グラウンド
後輩たちと写真に納まる藤井(前列左から6人目)

 J1広島のルーキーMF藤井智也(長良高出)が16日、岐阜市の島西グラウンドで母校の練習に参加し、後輩たちと交流した。1年目のシーズンを終え「岐阜でもっと知ってもらうにも大きな活躍が必要。来年は出場ではなく、結果にこだわりたい」と力強く語った。

 立命大で飛躍を遂げ、今季プロ入りしたスピードが武器のアタッカー。サイドを主戦場にリーグ戦は38試合中29試合に出場。スタメンで24試合に名前を連ね、23歳の誕生日だった最終節の今月4日徳島戦でプロ初ゴールを挙げた。

 開幕前には「スタメン定着」と今季の目標を語っていた。「大枠は達成できたが、結果を残したかった。(YBCルヴァン・カップを合わせた公式戦で)1得点3アシストは物足りない」と振り返る。「試合に出ているだけでは、かっこ良くない。点を決めて、もっと注目を浴びられるように頑張りたい」と向上心は尽きない。

 この日はプロ入り後、初めて母校の練習に参加した。高校時代はほぼ無名選手だっただけに「どこでも(プロになる)チャンスはある」と選手に声を掛ける場面も。在学中は、学校の土のグラウンドでの練習が多かったといい「この(人工芝の)グラウンドでできていることに感謝してほしい。この環境でよりできるように、僕も大成してサポートしていきたい」と話した。

 後輩たちと約2時間、ボール回しやゲーム形式などで汗を流した。主将のMF奥村颯太は「一対一の守備で、後ろ足に体重をかけ過ぎないようにとアドバイスをもらった。プレーの言語化がうまくて、分かりやすかった」と声を弾ませた。