たる募金で集まった資金を贈った鈴華ゆう子さん(右)=岐阜市役所

 和楽器とロックバンドを融合した8人組バンド「和楽器バンド」が、伝統工芸「岐阜和傘」を支援するための「たる募金」などで集まった約500万円を岐阜和傘協会に寄付した。

 バンドは8~11月に全国ツアーの会場でたるを設置し、和傘の支援金を募った。寄付金は傘をつなぐ基幹部品「ろくろ」をはじめとする後継者育成事業や、持続可能な生産体制の構築に充てられる。

 岐阜市役所で贈呈式が行われ、ボーカルの鈴華ゆう子さんが、同協会の平野明宏代表理事に目録を手渡し、「和傘はパフォーマンスに欠かせないもの。これからも関係を続けていきたい」とあいさつした。平野代表理事は「バンドやファンの方の協力に涙が出そう」と感謝を述べた。