記者会見で感染防止対策への協力を呼び掛ける、岐阜県の丹藤昌治健康福祉部長=県庁

 岐阜県は20日、新型コロナウイルスの感染拡大が県内で続いていることを受け、「感染者の増加に勢いがある。高齢者福祉施設でのクラスターも増加傾向にあり、(重症化しやすい)高リスク者を命の危険から守るため、基本的な感染防止対策の徹底を」と呼びかけた。

 県リアルタイム感染症サーベイランスシステムによると、18日までの1週間で1医療機関当たりの新規感染者数が10人を超えた。19日までの1週間では11・0人。4段階の感染レベル分類でレベル2(感染警戒期、1日平均新規感染者数1100人以上)の水準に達していることから、丹藤昌治健康福祉部長が会見した。

 丹藤部長は、5月23日以来となる重症者が確認されたことを明かした。基礎疾患のある人という。先週発出された、場面に応じた適切な感染防止対策を県民に呼びかける知事メッセージを示しながら「夏休みに入り、お盆に伴う帰省も増える。県民の皆さんにぜひ協力を頂きたい」と述べた。

 入院患者数は19日時点で132人と、前週の水曜日(12日)時点と比べて44人増え、病床使用率も5・8ポイント悪化の17・6%だった。

 また、国が指定する県内87の定点医療機関で16日までの1週間に確認された感染者は計1207人と、前週の同じ期間と比べて254人増えた。1医療機関当たりにすると13・87人。この期間の各都道府県の感染者数は国が毎週金曜日に発表している。