岐阜大応用生物科学部の伊藤思音(しおん)さん(20)が、岐阜県人会インターナショナル(GKI)の本年度青年海外遊学支援事業で優勝した。支援金60万円を基に富有柿の輸出に挑戦する。「岐阜の富有柿の魅力を世界に伝えていきたい」と意気込む。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」GKIは国内外26の岐阜県人会でつくる。岐阜の若者を応援しようと昨年から支援事業を始め、今回が2回目。最終審査が7月下旬にオンラインであり、5人が出場した。
伊藤さんは「岐阜の富有柿を世界へ」と題して発表。日本人の育てた農産物が米国で高値で売られていることに衝撃を受けた一方、柿は日本国内でも低価格で販売され、後継ぎ問題があると指摘した。審査では、課題解決のため海外輸出プロジェクトを立ち上げたことが高く評価された。
支援金を基に来年2月までに東南アジア、中近東に3回渡航。テストマーケティングやブランド調査をして、市場開拓を目指す。
岐阜市出身の伊藤さんは「柿畑の中で育った」といい、輸出事業に注力するため大学を休学中。「日本人の農業への熱意はもっと評価されるべき。世界の皆さんに食べてもらいたい」と語る。







