岐阜県高野連は9日、来春の選抜高校野球大会の21世紀枠の県推薦校に、秋季県大会ベスト16で、近年安定した成績を残している帝京大可児を選んだと発表した。
帝京大可児は、秋季県大会4回戦で、今夏の甲子園に出場した大垣日大に3-4で惜敗した。2018年の春季県大会で準優勝。昨夏の全国高校野球選手権岐阜大会では、県岐阜商との決勝で、延長十一回の激闘の末、6-7でサヨナラ負けし準優勝。今夏の岐阜大会では、優勝した大垣日大に延長十回タイブレークの末競り負け4強入りするなど近年安定した成績を収めている点が評価された。校内で文武両道を実践する模範生徒として、高い進学実績を残していることも推薦理由とした。
21世紀枠は従来の3校から2校になる。各都道府県高野連が1校ずつ推薦し、全国9地区が各1校を選ぶ。来年1月26日の選考委員会で出場2校が決まる。