津屋川の上に架かる東海環状自動車道の橋桁=海津市南濃町

 岐阜県海津市南濃町の東海環状自動車道の工事現場で13日、道路になる橋桁を引っ張って橋を架ける「送出(おくりだ)し工法」が行われ、津屋川の上に巨大な橋桁の先端が到達した。

 工事区間は、津屋川と養老鉄道に交差するため地上に大型重機などが設置できない。このため組み立てた橋桁を橋脚の上にゆっくりと引っ張り、徐々に橋を架けていく工法で建設している。橋桁を引っ張る送出しは昨年7月下旬に初めて行われ、新たに後方で組み立てた橋桁を連結しながら3月下旬まで計5回に分けて引っ張る。

 3回目となった今回は12、13の両日に行われ、重さ約2700トン、長さ約390メートルの橋桁が計117メートル進んだ。13日には橋桁が津屋川の上部まで差し掛かり、雪化粧の養老山地を背に巨大な橋桁がじわじわと伸びる様子が見られた。

 工事区間の養老インターチェンジ(IC)-北勢IC(仮称)間は2026年度の開通予定。