戸本一真

 東京五輪の馬術の総合馬術で2日、この種目の日本勢過去最高成績の7位を上回る4位に入った戸本一真(日本中央競馬会、各務原西高出)。自国開催の大舞台で結果を残し、戸本は「ベストパフォーマンスでミスなく終われてうれしい」と素直に喜び、家族や関係者は「感動した」「よく頑張った」とその健闘をたたえた。

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 「かっこよかったです」。妻で、国体に7回出場している馬術の現役選手である佳子さん(44)は現地で見守った。「感動しました。一つのミスで大きく順位が変わる中、満点の出来ではないか」と言葉を弾ませた。

 大会中は競技に集中してもらうため、佳子さんからは連絡を取らないようにしていたという。最終日の障害飛越は戸本の得意種目。第2種目のクロスカントリーまでに個人5位と好成績を残しており「やれるところまでやってほしい」と願っていた。「もともと団体でメダルを目指していたので、個人でここまでいけるとは」と喜んだ。

 戸本が高校生まで毎日のように練習に通っていた浅野乗馬クラブ(各務原市)の浅野義則代表(69)は「メダルにはあと一歩届かなかったが、本当によく頑張った」とねぎらった。インターネットでクラブの会員らと観戦したといい「競技終了後の最後のガッツポーズは本人も満足した証拠だと思う。楽しませてもらったし、感動をありがとうという気持ち」と教え子の躍動に感謝した。また、「次のパリ五輪を目指すのであれば、メダルを取ってほしい」と願った。