米澤穂信さん

 第166回直木賞が19日発表され、米澤穂信さん=高山市出身=の「黒牢城(こくろうじょう)」と、今村翔吾さんの「塞王(さいおう)の楯(たて)」が選ばれた。

 米澤さんは斐太高、金沢大文学部を卒業。大学卒業後、2001年「氷菓」でデビュー。2年間の書店勤務を経て専業作家になった。11年「折れた竜骨」で第64回日本推理作家協会賞、14年「満願」で第27回山本周五郎賞を受賞。「満願」「王とサーカス」「黒牢城」では、雑誌3誌のミステリー小説ランキング3冠を達成した。

 黒牢城は、戦国時代を舞台にしたミステリー。織田信長を裏切り、有岡城に立てこもった荒木村重が主人公。村重は城内で次々起きる難事件を解決するため、自身が土牢に閉じ込めた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めていく。