初戦突破へ主軸としての打撃に期待がかかる高木翔斗

 第103回全国高校野球選手権大会で、9年ぶり29度目出場の県岐阜商は大会第3日の12日、第2試合(午前10時30分開始予定)で、2大会連続21度目出場の明徳義塾(高知)と対戦する。選手たちは11日、大阪府内の球場で2時間練習し、初戦に備えた。

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 主将の高木翔斗や、中西流空ら野手陣はフリー打撃やシートノック、野崎慎裕や小西彩翔ら投手陣は体幹トレーニングや軽めのダッシュなどで調整した。

 今春の選抜大会に続き、甲子園の舞台に戻ってきた県岐阜商の夏の甲子園での戦いが始まる。初戦の明徳義塾は、エース左腕を中心に守備からリズムをつくるチームだけに、県岐阜商の主将で4番を担う高木翔斗は「自分たちの武器であるスイングスピードの速さを生かしたい。打席の中ではフルスイングすることを徹底したい」と好投手攻略に向け、意気込んだ。

 待望の初戦では、岐阜大会で6試合6本塁打した長打力を存分に発揮するつもりだ。春以降、課題だった長打力を克服しようと取り入れたロングティーの成果が、岐阜大会で表れた。制球力が持ち味の相手のエース代木大和に対して高木は「カットボールが得意なのでその見極めをしっかりとしたい」と対策を語り「岐阜大会では投手陣に助けられたので今度は自分たちが打って投手陣を楽にしたい」と活躍を誓った。

 高木とともに主軸として活躍が期待される中西流空は「高木だけに頼らず自分も軸としてチームを引っ張っていける打撃がしたい」と力を込める。「一戦必勝で勝ち抜く」。2人が口をそろえる通り、磨かれた長打力を武器に、まずは初戦突破を勝ち取る。