岐阜県と岐阜市は14日、県内27市町などで計123人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が100人を超えるのは4日連続。感染者は累計1万562人となった。

 感染者のうち、20代は48人、10代は22人と若者が多く、30代以下は約8割を占めた。60代以上は2人だった。

 13日時点の病床使用率は前日比4・8ポイント増の37・2%で、9日連続で上昇している。宿泊療養施設は318人が入所し、5月23日以来83日ぶりに300人を超えた。14日時点の重症者は4人のまま。

 14日は新たにクラスター(感染者集団)3件を確認した。京都府と沖縄県から岐阜県内に帰省した人やその家族の計5人に感染が広がった。本巣市の職場関連では6人の感染が分かった。県によると、このうち5人は10人で食事会を開いていた。この他、瑞浪市の家族関連で5人が判明した。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「帰省や職場などで食事による感染が目立っている。このまま感染者が増え続ければ、入院できない事態が起こりうる。ここで感染の拡大を防いでいきたい」と強調した。

 拡大したクラスターは8件。各務原市の保育園や関市の福祉施設では利用者の家族ら4人の感染が新たに分かり、計23人となった。多治見市の習い事教室を巡っては新たに4人の感染が判明し、計10人となった。

 デルタ株の可能性がある「L452R変異株」の陽性者は新たに49人を確認し、計137人となった。

 新規感染者の居住地別は、岐阜市23人、多治見市17人、各務原市13人、大垣市12人、中津川市6人、瑞穂市5人、美濃加茂市、可児市、郡上市が各4人、関市、羽島市、土岐市、羽島郡笠松町が各3人、山県市、羽島郡岐南町、安八郡安八町、可児郡御嵩町が各2人、美濃市、瑞浪市、恵那市、本巣市、海津市、養老郡養老町、安八郡輪之内町、加茂郡富加町、同郡七宗町、同郡八百津町が各1人。東京都、愛知県が各2人、北海道1人。

 年代別は10歳未満6人、10代22人、20代48人、30代19人、40代15人、50代11人、60代、80代が各1人。