ウェブで風呂敷をデザインできるサイトを立ち上げた福田屋の担当者=大垣市小野、情報工房

 法被や旗に紋やマークを染める印染め業の福田屋(岐阜県大垣市竹島町、福田栄一郎社長)は、独自のシステムを使い、顧客がデザインした風呂敷を製作して販売するサービス「MOCHIAJI(モチアジ)」を始めた。利用者はウェブを使い、どこからでもデザインして発注できる。同社は企業や団体を主要顧客としており、本格的な一般消費者向けは初の試み。

 専用サイトでサイズや生地の厚さを選択した後、入れたい文字をアルファベットで入力。文字のフォントは唐草文様や七宝文様をベースにしたもので、3種類から選べる。字間や行間、大きさ、角度、背景色や文字の色を調整し、自分だけのデザインにできる。同社によると業界初のサービスという。

 発注から1週間以内には配送する。メッセージを入れて贈り物にすることができ、大垣市の木升メーカー大橋量器が製作したヒノキ製の箱に入れて高級感のある贈り物にもできる。価格は50センチ四方で2750円から。

 新型コロナウイルスの感染拡大でイベントが中止や延期になり、企業や団体からの需要が急減。市場開拓のために取り組んでおり、今後はフォントを増やし、会員制交流サイト(SNS)でオリジナル風呂敷の活用事例を紹介して事業を拡大する。