岐阜県教育委員会は24日、事務処理を怠り、業者に対し総額140万円の支払いが遅延する事態を招いたとして、岐阜本巣特別支援学校の男性事務職員(45)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、男性事務職員は昨年7月から10月までの間に、当時勤務していた大垣東高校で54件の支出に関する事務を怠り、後任への事務の引き継ぎを行うことなく定期異動。総額140万2850円の支払いが遅延した。また、一部の会計書類を自宅に持ち出したほか、28件(総額67万4837円)を会計規則で定められた事前決済を受けずに発注していた。

 業者から未払いを指摘された大垣東高校などが調べた結果、支払いが遅延していたことが分かった。遅延損害金は業者側が受け取らなかったという。

 男性事務職員は、請求書や納品書を乱雑に保管していたという。県教委は、横領や隠蔽(いんぺい)の意思はなかったと判断した。再発防止に向け、昨年12月に全県立学校を一斉点検し、異常はなかったという。