全国で大型車のタイヤが脱落する事故が頻発していることを受け、岐阜県警高速隊は27日、県内にある高速道路のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)計4カ所で、大型車の運転手にタイヤを留めているホイールナットの緩みがないかなど日常点検と整備の徹底を呼び掛ける啓発活動を行った。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」大型車のタイヤ脱落事故は、県内でも今月18日に中津川市神坂の中央自動車道下り線で発生した。走行中のダンプカーから左後部のタイヤ2本が外れ、1本が走っていた乗用車に激突。乗っていた夫婦がけがを負った。タイヤは直径約1メートルと大きく、もう1本のタイヤが中央分離帯を乗り越えて反対車線側に飛び込むなど、さらなる重大事故を引き起こす可能性もあった。高速隊が自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで事故原因などを調べている。
他に群馬県渋川市でも今月12日、走行していたダンプカーから外れた左後部のタイヤ2本が歩道にいた男性に直撃し、重傷を負わせる事故も起きている。
27日、名神高速道路下り線養老SA(養老郡養老町橋爪)で行われた啓発活動には、高速隊員のほか、県高速道路交通安全協議会員や国交省中部運輸局の職員計16人が参加した。大型車の運転手に、運転前の適切な事前点検を呼び掛けるチラシを手渡した。ホイールナットの緩みが一目で分かる「ホイールナットマーカー」と呼ばれるグッズを配り、タイヤが脱落する事故の未然防止を訴えた。
吉田和浩隊長は「外れたタイヤは凶器と化し、重大な結果を招く恐れがある。運転手にはナットはもちろん、シートベルトもしっかりと絞め、さらに気も引き締める〝3本締め〟をお願いしたい」と話した。






