文部科学省は31日、小学6年生と中学3年生を対象に実施した2021年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果を公表した。岐阜県内の小学校の国語と算数は全国の平均正答率を下回ったが、中学校の国語と数学は全国平均を上回った。全国順位は小学校は国語34位、算数26位、中学校は国語12位、数学5位だった。

 全国学力テストは今年5月下旬に行われた。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったため、実施は2年ぶり。県内の国立・私立の小中学校などを除き、小学校は364校の約1万6千人、中学校は185校の約1万6千人が参加した。

 県内の小学校の正答率は国語が63%(全国64・7%)、算数は69%(同70・2%)だった。小学校の国語は、敬語や漢字、言葉の使い方、算数は公式を応用する問題などで正答率が低かった。

 中学校の正答率は国語が65%(全国64・6%)、数学は59%(同57・2%)だった。小学校が全国順位を下回る一方、中学校が全国上位となる傾向は、これまでと同様だった。

 堀貴雄県教育長は「一人一人の学力・学習状況に応じたきめ細やかな指導を充実できるよう、各学校を支援していきたい」とコメントした。