連携して消火作業に当たる隊員たち=各務原市、航空自衛隊岐阜基地
激しく燃える炎に向かって放水する隊員たち=各務原市、航空自衛隊岐阜基地
連携して消火作業に当たる隊員たち=各務原市、航空自衛隊岐阜基地
放水する消防車=各務原市、航空自衛隊岐阜基地

 航空機事故を想定した消火訓練が6日、岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地であった。消火訓練が報道陣に公開されたのは十数年ぶり。約1200度まで耐えられるという防火服に身を包んだ隊員たちが、激しく燃えさかる炎を前に万が一の事態に備えて連携を確認した。

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 滑走路脇の油脂火災訓練場には、航空機に見立てたドラム缶が置かれ、周囲にまかれた灯油に火が放たれると、たちまち黒々とした煙と火柱が立ち上った。
 訓練の一番の目的は乗員を迅速に助け出し、航空機の被害を最小限に抑えること。今回の想定では3分以内にパイロットを救出し、10分以内に鎮火させるのを目標とした。隊員は専用の消防車や手持ちのノズルから水を放ち、炎の勢いを制しながら、パイロットのダミーを炎の中から運び出した。


 基地では四半期に1回のペースで年4回訓練している。消防班長の山口誠一3等空尉(43)は「実際に火を燃やしての訓練は貴重で、消火の技術や隊員同士のチームワークの向上に努めている」と話す。見学した防衛モニターの岐阜市日野の50代主婦は「1月には羽田空港で衝突事故もあったので、こうやって備えている姿が実際に見られて頼もしかった」と語った。