堀島行真選手が銅メダルを獲得し、喜びに沸く同級生たち=5日午後10時34分、揖斐郡池田町白鳥、白鳥区公民館

 五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで見事銅メダルを獲得した堀島行真選手(24)=トヨタ自動車、岐阜第一高出=。地元の岐阜県揖斐郡池田町では池田中学校(同町草深)の同級生約10人が、同町白鳥の白鳥区公民館に集まって勇姿を見届け、銅メダルが決まると歓喜に沸いた。

 堀島選手とは中学1年からの付き合いという会社員の男性(24)=同町白鳥=が呼び掛けた。予選2回目を突破し、メダルを懸けた大一番となる決勝3回目。堀島選手が登場すると、「がんばれいっくん」「頼む」と手を合わせて健闘を祈った。滑走が始まると「いけるぞ」「耐えろ」と声援を送り、一時トップに立つと拍手とともに「やばい」と大盛り上がり。その後は銅メダルを確定させるアナウンスが聞こえると、「おめでとう」の声と温かい拍手が会場を包んだ。

 同級生たちは、表彰台に立つ堀島選手を目を赤くしながら見つめた。手を上げる姿が映ると、再び拍手が沸き起こり「かっこいい」との声が。インタビューに答える場面では涙を流す人もおり、画面越しのヒーローに手を振った。

 堀島選手の健闘を祈るメッセージが書き込まれた服を着て臨んだ男性は「ほっとした。行真の努力が実った」と一言。堀島選手のインタビューを見て「悔しさと安心とが見えた。僕らには見せない顔で、これが世界で通用する選手の顔なのか」とトップアスリートの旧友に目を見張った。そして「銅メダルおめでとう。次に会う時はご飯にいこう」と話した。中学時代に金メダルを取るという話を本人から聞いた同町萩原の会社員(24)は「まずはお疲れさまといいたい」とねぎらった。