競技会場のモニターに映し出される堀島行真選手=中国河北省張家口

 【張家口=岐阜新聞記者】5日に行われたフリースタイルスキー男子モーグル決勝で、堀島行真選手(24)=トヨタ自動車、岐阜第一高出=が銅メダルを獲得した。今大会、日本勢初のメダル獲得。取材に訪れた日本の記者たちも歓喜に沸いた。

 大会前から金メダル候補に挙げられていたが、上位10人が決勝に進出する3日の予選1回目はまさかの16位で、予選2回目へと回った。しかし、予選2回目、決勝1、2回目と滑るたびに調子を上げた。

 上位6人が出場する決勝3回目。十数人の記者たちは会場のモニターを食い入るように見つめた。4番目に滑走した堀島選手は1位の記録をマーク。銅メダル以上が確定した瞬間、日本の記者たちが「よっしゃ」「やったー」と喜び合った。

 ミックスゾーンでの取材を終えると「寒い中、応援ありがとうございました」と丁寧に頭を下げた堀島選手。既に指先の感覚がないぐらい冷え込んでいたが、堀島選手の笑顔と礼儀正しさに心が温まった。