岐阜聖徳大は7日、硬式野球部の新監督にプロ野球中日でプレーした近藤真市氏(53)が就任した。岐阜市の同大羽島キャンパスで記者会見した近藤新監督は「1年でも早く全国大会に出たい。プロでもあいさつはしっかりさせてきた。人間教育が一番大事」と抱負を語った。就任は3日付。県内の大学で元プロが監督となるのは初めて。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」近藤氏は愛知・享栄高からドラフト1位で中日に入団。新人の1987年8月9日の巨人戦で、史上初となるプロ初登板での無安打無得点試合を達成した。2年目には8勝を挙げた。94年に引退後は、コーチやスカウトなどを務めた。今月2日にプロ経験者が国内の高校、大学で指導できる資格を回復した。
同大は昨年6月の全日本大学選手権に19年ぶりに出場。昨秋は3位タイだった。近藤氏とはスカウト時代から交流があり、就任を打診した。会見に同席した観山正見学長は「プロでの経験と誠実な人間性を生かして、学生の競技力、コミュニケーション能力、協調性の向上を期待している」と話した。
近藤氏は3日からチームに合流し、指導を始めている。「全ては基本。幹ができていなくて、枝葉はできない」と強調。中日では故星野仙一氏、落合博満氏ら5人の監督に仕えた。「守りをしっかりしないと野球にならない。まず重点的にやっていければ。そういう野球を教えてくれたのが落合監督。取り入れていきたい」
スカウトとして、同大が所属する東海地区大学野球連盟岐阜リーグの試合は見てきた。「プロに入っている選手も多く、レベルは高い」。中部学院大、中京学院大の2強が続くが「もちろん食い込んでいきたい。選手の力量は十分にある。生かせなければ私の責任。私次第」と背筋を伸ばした。
2012年に就任し、監督を務めてきた小山貴本氏は1月末で退任した。







