岐阜県と岐阜市は11日、県内39市町などで新たに計961人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者が900人を超えるのは4日連続。また、岐阜市や羽島市などで60~90代の男女6人の死亡を確認した。1日に発表された死者数としては過去最多。感染者は累計3万8846人、死者は計241人となった。
県は、オミクロン株の一種で、感染力がより強いとされる派生型「BA・2」を県内で初めて2例確認したと明らかにした。1人は海外渡航歴があり、もう1人は市中感染とみられるという。
死亡したのは、入院していた岐阜市の80代男性や土岐市の60代男性、不破郡垂井町の80代男性と、体調が悪化して救急搬送された羽島市の90代女性や可児市の80代男性、瑞浪市の90代女性。入院中の3人は基礎疾患があったという。
県健康福祉部の堀裕行部長は「家庭内感染などによって若い世代から高齢者に感染するケースが増え、急激に体調が悪化する人が増えている。高齢者は早めのワクチン追加接種と、体調不良時の受診検査をお願いしたい」と話した。
この日の新規感染者をみると、60代以上が241人に上り、全体の4分の1を占めた。
クラスター(感染者集団)は、新たに7件を公表した。いずれも高齢者福祉施設で発生し、入所者や職員らの感染が関市の施設では26人、岐阜市の施設では25人確認された。
拡大したクラスターは13件。このうち関市の隣接する高齢者福祉施設関連は6人増えて計19人となった。
2件のクラスターは終息した。
県独自の基準指標は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が306・51人、10日時点の病床使用率が54・8%、重症者数が7人、陽性率が30・8%となっている。
自宅療養者は227人増の4621人、宿泊療養施設の入所者は24人減の587人。










