北京冬季五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルを獲得した、岐阜県揖斐郡池田町出身の堀島行真選手(トヨタ自動車、岐阜第一高出)が18日、県庁と地元の池田町に凱旋(がいせん)した。応援への感謝を伝えたほか、「4年後は金メダルを取れるよう一歩ずつ頑張りたい」と目標を語った。

 県庁では、職員や来庁者から拍手で出迎えを受けた。花束を受け取った後、古田肇知事に銅メダル獲得を報告した。

 

 予選1回目での失敗を「思っていた以上に力が出てしまった。反省になった」と振り返り、「4年前の平昌五輪を思い出してドキドキしたが、決勝では強い気持ちで臨み、失敗を克服できてうれしかった」と笑みを浮かべた。モーグル以外のスポーツにも取り組んでいたことや、競技時間に合わせて、睡眠を調整して出場していたことも明かした。

 古田知事はスポーツや芸術などで活躍した人たちを表彰する「清流の国ぎふ栄誉賞」を贈り、「冬のスポーツを県としても盛り上げていきたい」と述べた。

 池田町では同町六之井の町中央公民館玄関前で報告会があり、町民ら約500人が出迎えた。

 堀島選手は、町民の温かい拍手を受けてメダルを見せるなどしながら笑顔で会場へ。岡崎和夫町長から花束を贈呈されたほか、くす玉を一緒に割って快挙を祝った。岡崎町長は「町の皆さんに勇気と感動を与えてくれた」とねぎらった。

 報告では、両親も見守る中で「銅メダルを取れました」と第一声。「車から降りてびっくりした。こんなにたくさんの方に出迎えてもらい、地元に帰って来たことをうれしく思う」と話した。5日の決勝を振り返り、「ミスをして転びそうになったが、皆さんの気持ちが背中を押してくれた」と感謝した。