岐阜県池田町片山の道の駅「池田温泉」は、北京冬季五輪のフリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルを獲得した地元出身の堀島行真選手(トヨタ自動車、岐阜第一高出)の快挙を祝い、特製のチョークアートを施設内の黒板に描いた。3月中旬まで楽しめる。
作品は、大垣市のチョークアート作家稲川ひろみさんが1日半かけて完成。縦約1・4メートル、横約2メートルの黒板にメダル獲得を祝う言葉とともに回転、滑走する堀島選手が躍動感あふれるデザインで描かれている。
黒板は今年、施設リニューアルの一環で置かれ、これまで今年のえとにちなんでトラのチョークアートが描かれていたが、吉報を受けて急きょ作成した。
道の駅では、堀島選手のメダル獲得を記念して特製の図柄が施された「道の駅記念きっぷ」も作成。数量限定で21日から無料配布する予定で、寺田直樹駅長は「地元からメダリストが誕生することは、なかなかないこと。感動をみんなで共有したい」と呼び掛けた。