「開かずの踏切」をなくして交通渋滞の緩和などを図るために計画されている名鉄名古屋本線の名鉄岐阜―岐南駅間の高架化事業。岐阜県は2022年度当初予算案に、高架整備に必要な仮の線路を造るため、用地の測量などを実施する事業費3億3千万円を計上した。高架化事業は着工から完成まで15年程度かかる一大プロジェクトで、準備が動き始めている。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」名鉄岐阜―岐南駅間では、踏切で道路の往来が遮断される時間が長く、慢性的な交通渋滞が生じている。高架化するのは約2・8キロで、この区間にある茶所、加納の2駅は統合し、両駅の間に統合駅を新設する予定。現在よりもカーブを緩くし、遮音壁を設置するほか周辺道路も拡幅する。
高架化に向けては、現在の線路上に高架を新設するため、工事期間中も鉄道が運行できるように仮で設置する線路「仮線」の工事が必要となる。今回の予算では、仮線の整備に必要な詳細設計や用地測量などを実施する。高架化事業に本格着手するため、県は人員体制を強化するとともに岐阜市と合同で現地事務所を開所する方針を示している。
高架化事業の都市計画決定は済んでおり、現在は着工の前提となる国からの事業認可を待つ段階。







