1946年4月11日付の岐阜タイムスに掲載された「長良投票所」の写真。記事では「夕べは眠れなかったわ」と語る女性の声などが紹介されている

 「一票を投じる喜びや高揚感があった」―。衆院選の歴史の中で、1946年4月10日に行われた第22回は、女性の参政権が認められた初めての選挙だった。内閣府の統計によると、投票した女性は約1380万人。投票権があった20歳以上は明治、大正生まれの世代だ。これまで弊紙の企画「岐阜 大正人(びと)の声」の取材でも、歴史的な一票を投じた女性たちがいた。その“記憶”をまとめた。

 「女性は経験がないからと、事前に寺か学校かどこか...