2月から7月にかけて計18回、高山市出身のカメラマン田中一郎さん(故人)の写真を使用したコラムが、本紙に掲載された。田中さんは高山で写真館を営みながら、普段の暮らしの中で出会った地元の人や風景などを飾ることなく、カメラにおさめてきた。

 コラム執筆者で、飛騨地域で年2回ほど発刊されるかすみ文庫の編集長、山本純一さんは「昔から写真家は時代の考証人と言われてきた。田中さんは記録という側面より、人間模様を光と陰で描くアーティストだったと僕は思っている」と語る。...