ストレッチで調整するFC岐阜の吉浜(左)=宮崎市内

 宮崎キャンプ中のJ3FC岐阜は20日、宮崎市内で約1時間、ストレッチやランニングの軽めのメニューで調整した。練習後、背番号11をつけるMF吉浜は「30歳になる年だが、ポジション争いに挑んでいかないといけない」と、出場機会を確保するために強い覚悟を口にした。

 19日の日本フットボールリーグ(JFL)ヴェルスパ大分との練習試合では主力組のボランチとして出場した。背後に抜ける前線の選手にパスを送り、機を見てゴール前に顔を出す場面も。左足からのミドルパスの技術は折り紙付き。「いい動き出しをする選手がそろっている。ゴールに直結するパスで違いをつくりたい」

 今季、そのボランチのポジション争いは熾烈(しれつ)だ。元日本代表の柏木、本田に、庄司、ヘニキが加わった。昨季は23試合に出場したが「名前もある選手がそろっているので、本当しんどい」。課題に守備でのインテンシティー(強度)を挙げて「そこをしっかりやって、特長を出していければ」と意気込む。

 背番号は新たに11を背負う。クラブから打診されて「車のナンバーも11にしたばかりで、いいかなと直感で決めた」と笑った。小学生の時に初めてもらった番号が11という。プロ10年目の節目のシーズンを迎え「初心に戻るいいきっかけ。似合う男になりたい」。激しい競争に、アピールを続ける。