岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。岐阜県のLRT(次世代型路面電車)構想、どうなっとるか気になりませんか? そこで江崎禎英知事に直撃しました! すると知事が爆弾発言! 「LRTを敷きたいわけではない」。え、どういうこと? その真意は? お金はどうするんですか? 路面電車と違うの? いろんな疑問について知事に答えていただきます。頼むで聞いたって!(前後編でお届けします。以下敬称略。岐阜新聞デジタル独自記事です)

 

 えさき・よしひで 加納高、東京大卒。1989年、通商産業省(現経済産業省)入省。ヘルスケア産業課長、商務・サービスグループ政策統括調整官、内閣府大臣官房審議官などを務めた。2008~12年には岐阜県へ出向し、商工労働部長などを務めた。2025年1月の知事選で初当選し、現在1期目。山県市出身。

 あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。

 カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。メディアラボ室長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。

◆県民市民からLRTに高い関心

 馬田 岐阜新聞デジタルがお届けする「やっぱ岐阜やて」。今日は岐阜県庁にやってきまして、江崎知事にお話をうかがいたいと思います。

 江崎 はい、よろしくお願いします。

 秋元 江崎さん。インタビュー、第2回ですよ。

 江崎 そうですね、お久しぶりです。

 秋元 さあ、今回もテーマはずばりLRT。なんたって岐阜市民だけじゃありませんね、県内の人々がめちゃくちゃLRTのことに興味関心を持っておられる。

 江崎 ありがたいですね。

 秋元 あれ、みんな総論は賛成だ。うれしいって声も聞こえる一方で、ほんとにできるんですかと。これやっぱみんな思ってるのも事実じゃないかと思います。

 江崎 そう思いますね、はい。

 秋元 やっぱり知事もそうお感じになってる。

 江崎 ありがたいなと思ったのはですね。昔、県商工労働部長時代にどうやってまちを活性化するかという、秋元さんも取り組んでおられて、なかなか火がつかないじゃないですか。

 秋元 ええ。

 江崎 でもLRTを投げ込んだおかげでですね、みんな議論するようになったでしょ。そうするといろんな課題が出てきて、ふわふわっとした議論じゃなくて。

 秋元 はい。

 江崎 むしろ難しいんじゃないかという人の中には、こういう事情がある、ああいう事情があるってことをもう一回頭の中で整理をされてるからだと思うんですけど。そういう意味ではほんとにありがたいなと思います。

 秋元 おっしゃるとおり江崎知事がLRT構想をいわば突如、打ち上げられたことをきっかけにして、議論が進んできたということは非常に意味が深い。私もそんなふうに思います。

 江崎 われわれの中では全然突如でもなんでもないんですけど、十分準備をした上なんですけれども、まあある意味、なんていうかそれを突如と感じるというところがこの岐阜の問題だと思ってます。

◆「お金については考えています」

 秋元 なるほど。早速踏み込んでおうかがいしていきたいんですけど、羽島から岐阜市中心市街地、そして岐阜大学に向けて、LRTの大きなコンセプトが示されてるわけですが、一番まずみんな気にしてることは、あれ、お金、誰が出すのと。みんな思っとると思うんです。...