覚醒剤取締法違反(使用)罪に問われ、岐阜地裁(笹邉綾子裁判官)で無罪判決を受けた無職の男性被告(50)=岐阜市=について、岐阜地検は21日、「事実誤認がある」などと判決を不服として、名古屋高裁に控訴した。

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 男性は県内などで覚醒剤を使用した疑いで昨年4月、岐阜中署に逮捕された。男性が「監禁されている女の子から自分が見られている」と110番していた。署員が男性宅へ駆け付けたが女の子はおらず、言動が不審だったため尿検査したところ、覚醒剤の陽性反応が出た。

 地裁は判決で、証拠の収集手続きが違法だったとして「自白を補強する十分な証拠がない」とする弁護側の主張を認め、「令状主義の精神を没却する重大な違法があった」と指摘していた。