県内のダム湖で捕獲された体長58.5センチの降湖型アマゴ(佐藤拓哉准教授提供)
同じダム湖で捕獲された降湖型アマゴ(同)

 岐阜県内のダム湖で独自の成長を遂げ、「鬼マス」などの名で釣り人を魅了する特大のアマゴが、新たな回遊パターンで巨大化しているメカニズムを京都大学生態学研究センター(大津市)の佐藤拓哉准教授と中西勇太元京大大学院生らの研究グループが解明した。昨年12月10日、国際学術誌「オイコス」(電子版)に論文が掲載された。...