3センチほどの路面低下が確認されたリニアトンネル掘削現場直上の市道。測量機(奥)での定点観測が続けられている=22日午後1時20分、中津川市千旦林

 JR東海は22日、リニア中央新幹線の駒場(こまんば)トンネル掘削工事が進む中津川市千旦林で、トンネルの真上を走る市道の路面が最大約3・4センチ低下したと明らかにした。陥没といった路面の損傷や周辺の民家への影響は確認されておらず、通行制限なども実施しない。JRは「工事による影響。想定を超えるものではなく、低下を大きくしないよう対策を講じる」としている。リニア工事を巡っては、...