岐阜県は17日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は24年度当初比1・8%増の9019億7千万円で初の9千億円台に乗り、予算規模は過去最大となった。増額は2年ぶり。今月6日に就任した江崎禎英知事が先月の県知事選で訴えた「目指すべき10の目標」に沿って予算を編成し、地域防災力の強化、農家を悩ませる鳥獣害対策、女性・子ども支援拡充などに積極的に予算を振り向けた。財政引き締めのために普通建設事業費を抑制したが、公債費や社会保障関係経費など義務的経費の増加が予算規模を押し上げた。21日開会の県議会定例会に提出する。

 江崎知事は会見で、就任1年目の予算について「防災などの課題は待ったなし。安心とワクワクを直ちに発信するという思いで本格予算を策定した。まさに『江崎県政、始動』という予算になった」と述べた。

 10の目標は、江崎知事が掲げる...