大垣日大×市岐阜商=3番手で登板し、4回無失点と好投した大垣日大の三松=長良川

 選抜高校野球大会(18日から13日間・甲子園)に出場する大垣日大は7日、長良川球場で市岐阜商と練習試合1試合を行い、3-5で敗れた。3番手で登板した三松将也が4回無失点と相手打線を抑え込む好投を見せた。

 大垣日大は一回に2点を失い、四回までに5点を奪われた。五回に五島幹士が三塁打を放つが、後続が凡退。九回には押し出し四球などで3点を挙げるが、及ばなかった。

◆4回零封 九回は3連続三振

 前日の岐阜第一との練習試合2試合で、計16得点した大垣日大自慢の打線は、この日は沈黙したが、六回に3番手でマウンドに上がった左腕三松将也が、4回無失点と岐阜第一戦に続く連日の好投で、順調な仕上がりをアピールした。

 圧巻だったのは九回。先頭打者には出塁を許すが、ここからギアを上げた。「直後の攻撃でチームが勢いに乗るためには全部三振を奪うことが大事」。言葉通り、1人目の打者には力強い直球で、2人目はフォーク、3人目は直球でそれぞれ三振に仕留めてみせた。

 「持ち味の気持ちを前面に出す投球は貫けた」と三松。気迫の形相で力のあるボールを投げ込んだ。阪口慶三監督は「球の回転も良く、勢いがある。これから楽しみ」とたたえた。

 昨夏以降は、不調や左肩の違和感があり、公式戦登板は1試合のみ。「悔しかったし、チームに迷惑をかけた」と語る。思うように投げられない日々が続いたからこそ、連日の好投にも納得はしていない。「フォークの制球力、真っすぐの質などまだまだ。もっともっと状態を上げていきたい」。大舞台に向け、雪辱を期す左腕がさらなる進化を期す。