オンラインで行われた選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会の様子を見守る大垣日大の選手ら=大垣日大高硬式野球部屋内練習場

 11年ぶりに選抜の舞台に挑む大垣日大の初戦は、21世紀枠で初出場の只見に決まった。只見は選手数13人と少人数校だが、粘り強い野球で昨秋の福島県大会ベスト8入りを果たすなど侮れない。初戦から大垣日大らしく、守備からリズムをつくり攻撃につなげる野球をすれば勝利は見えてくる。阪口慶三監督は「豊富な投手陣と切れ目のない打線。仕上がりは非常に良い」と自信を示す。

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 東海大会以降、選手全員が体重を増やしたことでフィジカル面が向上した。特に成長したのは投手陣だ。エース左腕の五島幹士は持ち味の制球力に加え、直球の切れが増した。変化球も得意のスライダーだけでなく、カーブにも磨きがかかった。「チームを勢いづける投球をしたい。完投できるスタミナもついた」

 五島のほかにも身長183センチの大型左腕三松将也、力のある直球が武器の山田渓太、右下手投げでシンカーが武器の川島功聖ら層の厚い投手陣が着実に力をつけた。

 打線は主将で4番の西脇昂暉を軸につながりがある。西脇と、ミート力のある3番五島、スイングが力強く長打が魅力の5番米津煌太のクリーンアップは強力。阪口監督が強調する「(打球が外野の頭を越すような)空中戦」をする準備も整った。西脇は「チャンスで勝負強い打撃をして、チームに貢献できるような1本を打ちたい」と意気込む。

 「個人としてもチームとしても成長できる場所が甲子園だと思う」。西脇がそう語る、憧れの舞台甲子園で、大垣日大ナインは暴れるつもりだ。