IBFミニマム級の世界戦に向け練習する重岡銀次朗=東京都品川区

 国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級前王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が23日、昨年7月に敗れた王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)との再戦となる同級タイトルマッチ(5月24日・インテックス大阪)に向けて東京都内で練習を公開し「リベンジしたい」と王座奪還を期した。

 前回の対戦では眼窩底骨折し、9回TKOでプロ初黒星を喫した。再起に向けて主にフィジカル面を鍛えてきたという25歳の重岡銀は、スパーリングで軽快な動きを披露し「前回とは違う展開に持っていき、進化した姿を見せたい」と話した。

 3月には兄優大(ワタナベ)が世界王座返り咲きに失敗した。