ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(右)とトランプ米大統領=4月30日(AP=共同)

 【ワシントン共同】ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は4月30日、ホワイトハウスで開かれたトランプ政権下の企業投資の実績を示す会合に参加した。表明済みのAI分野への5千億ドル(約71兆円)投資に関し「米国のインフラ投資として過去最大規模だ」と強調した。

 孫氏は第2次トランプ政権発足直後の1月、米新興企業のオープンAI、米IT大手オラクルと共同で、生成AI分野に4年間で5千億ドルを投資する計画を明らかにした。孫氏は会合で「重要なのは、人類の未来を担うAIの最大のインフラ投資である点だ」とも述べた。トランプ大統領は「マサ、ありがとう。あなたは長年の友人だ」と応じた。