株式会社LivEQuality大家さん
シングルマザー支援を目的に、保有戸数は累計121戸に






シングルマザーの課題を「住まい」から解決する株式会社LivEQuality大家さん(愛知県名古屋市、代表取締役社長:岡本拓也)は、第3回インパクトボンドによる資金調達を活用し、2025年4月30日に名古屋市内に新たな居住用物件を取得しましたのでお知らせいたします。
本物件は、都市部での就業機会へのアクセスと居住環境の質を両立するアフォーダブルハウジングとして運用される予定で、今後、シングルマザー世帯の入居を予定しています。

なお、本物件の取得に伴うファイナンスを含めて、当社の調達額は累計8.1億円になりました。

取得物件の概要
- 所在地:愛知県名古屋市内(※セキュリティ上、詳細住所は非公開)
- 住戸数:18戸
- 用途:居住用(シングルマザー優先入居対象)

今回の取得により、LivEQualityが保有する住戸数は121戸となりました。これらの住戸の一部は、アフォーダブルハウジングとして、シングルマザーが尊厳を持って暮らせる空間として整備・提供されていきます。

LivEQuality大家さんとは
シングルマザーの課題を「住まい」から解決する会社です。
世帯数120万世帯、相対的貧困率48%、平均世帯月収23万円。深刻な現状に直面する母子家庭。その起点には「住まいの問題」があります。
DVや離婚で住まいを失ったシングルマザーは、住まいを支援の前提とする「住所主義」の行政から、支援を受けられない場合が多いです。しかし、保育園に子どもを預けられなければ、働けない。仕事がないから、家を借りられないという「負のスパイラル」に陥ります。
しかし、公営住宅は高倍率で入居が困難。低額の住まいはアクセスが悪いか、老朽化が進んでいるものばかりです。日本では、シングルマザーが尊厳を保ちながら、経済的に自立する基盤となる住居が行き届いていません。
そこで「住まい」から、シングルマザーの課題を解決するのが、LivEQuality大家さんです。まず、テナントや一般入居者が求める「都市部の好立地のビル」を購入。老朽化が進んでいる部分を、修繕やリフォームによりメンテナンス。物件の質を高めビル全体の収益性を担保しつつ、一部を相場以下で貸し出すのがLivEQuality大家さんのビジネスモデルです。この仕組みで、就業機会にアクセスしやすく、清潔で便利な個室を、シングルマザーへ低賃料で届けることを実現しています。

LivEQualityのスキームについて
LivEQualityは、株式会社LivEQuality大家さん、認定NPO法人LivEQuality HUBの2法人を軸としたシングルマザー居住支援事業です。
・資金調達により物件を取得し、管理する「不動産運用会社」
・行政手続きから地域とのつながり構築まで支援する「NPO法人」
株式会社とNPOのそれぞれの強みを生かすことにより、低価格で気持ちのよい住宅と社会とのつながりを一体的に届けることを実現しています。
現在までに受け入れた母子は27世帯66人。4分の1は外国籍で、LivEQualityはDV避難下での転入、保育園の申込等の行政手続きの同行から、地域とのつながりの構築まで支援。「就業機会にアクセスしやすく、清潔で便利な個室」と「伴走型支援」により、入居後、半年以上経過したシングルマザーの就業率は83%。LivEQualityによる支援で、シングルマザーは就業、生活再建、離婚手続き完了など、自立に向けた道を歩んでいます。

問合せ先
メールアドレス:lq_ooya_info@livequality.co.jp(中村)
電話番号:052-661-0081(千年建設株式会社内)
URL:https://livequality.co.jp/ooya

会社概要
会社名:株式会社LivEQuality大家さん
所在地:愛知県名古屋市熱田区千年1丁目11番3号
設立:2022年11月
資本金:1億円
代表取締役:岡本拓也
取締役:宮崎真理子、須田元雄(公認会計士)
監査役:溝渕雅男(弁護士)
事業内容:シングルマザー向け住宅の調達と提供(アフォーダブルハウジング)
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