【香港共同】台湾の中央通信社は1日までに、中国の大学教授2人が連名で書いたとされる、中国の習近平国家主席を批判する公開書簡形式の文章がインターネットで出回っていると報じた。
「独裁に反対して民主と自由を勝ち取ろう」と呼びかける文章で、広東省広州市にある華南理工大の教授2人の名前が記されている。同通信社は2人が同大の教授であることは確認できたが、文章が2人によるものかどうかは不明だとしている。
文章は、一党独裁を終わらせることや、民主的な選挙、言論の自由、人権の保障などを要求。権力が過度に集中し、自由が奪われていると批判しているという。