【マニラ共同】在フィリピン日本大使館は2日、マニラで路上を歩いていた日本人が拳銃強盗犯に発砲されて負傷したと発表した。マニラで日本人を狙った強盗事件は大使館が把握しているだけで、昨年10月19日以来の半年余りで15件目となった。このうち発砲で負傷したのは昨年12月29日に続き2件目という。

 今回の事件は4月30日夜に発生。2人乗りバイクで後方から近づいた犯人が日本人からショルダーバッグを強奪したが、直後に落とした。日本人はバッグを持って逃げようとしたところ、犯人に発砲され、腕に擦過傷を負った。犯人に拳銃を突きつけられ、バッグを渡したという。