岐阜県は5日、多治見市下沢町の弁当製造販売「ユミヤ」が調理した仕出し弁当を1日昼に食べた31~98歳の男女28人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、うち12人が医療機関を受診した、と発表した。患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出された。50代と30代の男女2人が入院しているが、他の受診者も含めて快方に向かっているという。
回答者全員にクオカード500円プレゼント!アンケート実施中!県生活衛生課によると、仕出し弁当には串カツやモヤシ炒め、高野豆腐の卵とじなどが入っていた。東濃保健所は患者に共通する食事が弁当に限られることなどから、同店が提供した仕出し弁当を原因とする食中毒と断定。5日から再発防止措置が講じられるまで同店を営業禁止処分とした。