2026年愛知・名古屋アジア大会の準備状況を確認するアジア・オリンピック評議会(OCA)の第3回調整委員会が2日、名古屋市内で開かれ、OCAは大会組織委員会にイベントの認知度向上を求めた。特に愛知県内の若者に対する訴求の重要性を指摘。デジタルを駆使した広報や、メディア露出の増加などを助言した。
大会は7日に開幕500日前を迎える。OCAは準備の加速を求めるよう促しつつも「警告するような部分はない」と評価。総額が示されていない大会経費については「バランスが重要。確認はするが、責任は組織委にある」との説明にとどめた。