11月に東京を中心に開催される聴覚障害者の国際大会「デフリンピック」のバドミントン代表が3日、東京都府中市で取材に応じ、男子で最年長39歳の沼倉昌明は「これまでの経験を十分に発揮し、若い選手を引っ張って、トップを目指したい」と意気込みを示した。代表は男子5、女子6の計11人。団体での金メダルと個人全種目での表彰台を目標に掲げた。
日本選手団は前回2022年カシアスドスル大会(ブラジル)で、新型コロナウイルスの影響により大会途中で辞退。沼倉昌は男子ダブルス準決勝で棄権を余儀なくされ「非常に悔しさがあったが、それが今の自分の原動力となっている」という。