米国務省=ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米国務省のブルース報道官は10日、インドとパキスタンの停戦合意はバンス副大統領やルビオ国務長官がトランプ大統領の考えに沿って「48時間」にわたって両国に働きかけた結果だと述べた。ウクライナやパレスチナ自治区ガザを巡る停戦交渉で進展が乏しい中、米国による仲介外交の成果をアピールした。

 ブルース氏はケーブルテレビ、ニュースネーションの番組で「インドとパキスタンの両政府とさまざまなレベルで何度も電話協議があった」とし、停戦の持続を期待すると語った。「長い48時間だった」と振り返った。