【パリ共同】テニスの四大大会第2戦、全仏オープンが開幕した25日、全仏で史上最多14度の優勝を果たした「赤土の王者」で、昨季限りで現役を引退したラファエル・ナダルさん(スペイン)の功績をたたえる式典がパリのローランギャロスで行われた。ナダルさんは大会のセンターコートでスピーチし「素晴らしい物語だった。ありがとう、パリ」と目を潤ませながら話した。
式典には男子テニス界を「ビッグ4」として一緒に引っ張ってきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラーさん(スイス)、アンディ・マリーさん(英国)も登場。ナダルさんは「あなたたちと争えて本当に楽しかった」と感謝した。