日本郵便が、7桁の英数字で住所を伝えられるインターネット上の新サービス「デジタルアドレス」を導入することが26日、分かった。ネット通販などの利用時に、個人が取得した7桁の番号を入力するだけで自宅に荷物が届く仕組み。郵便番号や住所の入力が不要になり、記載ミスの心配も減るという。今月中にまずは郵便局の専用アプリで運用を始める。
デジタルアドレスは個人に「ABC―1234」といった固有の番号を割り当てるため、引っ越しをしても同じ番号を使い続けられる。日本郵便の無料会員サービス「ゆうID」とひも付け、転居した利用者はゆうIDに登録した住所を変更するだけで済む。