立憲民主党の野田佳彦代表は26日、最大の支援組織である連合の芳野友子会長と党本部で会談し、夏の参院選に向け、国民民主党との連携に意欲を示した。会談後、連合が仲介する形で立民と国民が合意した基本政策に触れ「選挙区の調整問題や国会での共闘に生かしたい」と述べた。
立民は、32ある参院選改選1人区のうち福井と滋賀、奈良で国民と競合している。野田氏は会談で「国民と力合わせできるよう関係構築に向かっていきたい」と、期待感を示した。
立民の大串博志代表代行らは少なくとも石川や山梨、鳥取・島根、山口の4選挙区で候補者が不在だと現状を紹介。連合側は「空白区の解消は非常に重要だ」とした。